古いレールガイ誌を開いて調べてみると、
当時の羅東森林鐡路は朝夕1往復の運行だったようです。
前年の台風で被害に遭い、全線に渡って被害を受けました。
その後は羅東~天送埤間が修復されて修復されて暫定開通し、
天送埤から先も復旧中だと記されていましたが、
残念ながら復興は叶わず廃止に追い込まれてしまいました。
羅東森林鐡路は、台湾鐡路局宜蘭線の羅東站が起点ですが、
貯木場、ヤード、機関庫などは至近距離の竹林站にありました。
そのため、竹林~羅東間には回送列車が設定されていたようで、
推進で羅東へ向かう姿が記録されていました。
朝の機関庫。 1号蒸気機関車が出庫準備をしていました。 |
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モーターカー? てゆーか、動力付いているのかしら? ナゼ傾いているの? |
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台湾鐡路宜蘭線の列車。 昨年あたりまではアルコ製のDT560が走っていたはず。 手前の池は貯木用です。 |
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この三線区間は全く記憶がありません。 762mmと1067mm?? 右手にはツアー一行の姿が… |
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渋い木製の給水塔。 模型化したくなるような代物ですね。 |
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旧い蒸気機関車のキャブでしょうか。 草に埋まりそう…(・_・) |
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これも昔の車両ですね。 加藤製DLと片デッキの木造客車。 |
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DLの台枠には『加藤ブランド』の証が。 何故に蒸機が残ってDLが廃車となったのか…(?_?) |
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調べてみると、この客車は貴賓車のようです。 片デッキ、ダブルルーフ、足回りが見えませんが こんなに小さいのにボギー車なのです。 皇族用として日本統治時代に製造されたものらしいです。 そんな車両と知っていれば、もっと撮影したのに…(+o+) |
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水面に影を落とす木造貨車。 |
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運材台車でしょうか? 朽ち果てて土に還りそう… |
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森林鐡路羅東車站です。 早朝のせいか、未だシャッターが閉まっていました。 |
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竹林から羅東へ向かう回送列車です。 手前の線路は1067mmでしょうか? |
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この時の記憶が全くない…(T_T)/~~~ | |
無造作に積み上げられた原木。 その向こうには羅東站に停車中の汽車。 |
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雑然とした町をぬけてゆく汽車。 やはり林鉄というより軽便ですな~ |
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羅東站のようですが、 これもまた一切記憶がありません… |
【1978年 3月30日撮影】
この頃、ナロー軌道に心を惹かれていたはずなのに、
何故か台湾のナローに対しては然程夢中にはなりませんでした。
自分でも理由は解りません。
羅東なんてツボだと思うんだけどなぁ~
当時は『また来たい』くらいは思ったはずですが、
『絶対また来る!』とまでは考えなかったような気がします。
もしかすると『海外=高嶺の花』みたいな感覚で、
『二度と来れない…』と思っていたのかもしれません。
記念に購入した羅東森林鐡路の切符
現物はもうありませんが…(T_T)/~~~
ペンタックスMX
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