臺灣火車攝影的旅行
第六日


撮影日=民国67年 3月30日(木)



Vol,1





古いレールガイ誌を開いて調べてみると、
当時の羅東森林鐡路は朝夕1往復の運行だったようです。
前年の台風で被害に遭い、全線に渡って被害を受けました。
その後は羅東~天送埤間が修復されて修復されて暫定開通し、
天送埤から先も復旧中だと記されていましたが、
残念ながら復興は叶わず廃止に追い込まれてしまいました。
羅東森林鐡路は、台湾鐡路局宜蘭線の羅東が起点ですが、
貯木場、ヤード、機関庫などは至近距離の竹林站にありました。
そのため、竹林~羅東間には回送列車が設定されていたようで、
推進で羅東へ向かう姿が記録されていました。





























朝の機関庫。
1号蒸気機関車が出庫準備をしていました。






















モーターカー?
てゆーか、動力付いているのかしら?
ナゼ傾いているの?





















台湾鐡路宜蘭線の列車。
昨年あたりまではアルコ製のDT560が走っていたはず。
手前の池は貯木用です。





















この三線区間は全く記憶がありません。
762mmと1067mm??
右手にはツアー一行の姿が…






















渋い木製の給水塔。
模型化したくなるような代物ですね。























旧い蒸気機関車のキャブでしょうか。
草に埋まりそう…(・_・)






















これも昔の車両ですね。
加藤製DLと片デッキの木造客車。























DLの台枠には『加藤ブランド』の証が。
何故に蒸機が残ってDLが廃車となったのか…(?_?)
































調べてみると、この客車は貴賓車のようです。
片デッキ、ダブルルーフ、足回りが見えませんが
こんなに小さいのにボギー車なのです。
皇族用として日本統治時代に製造されたものらしいです。
そんな車両と知っていれば、もっと撮影したのに…(+o+)





































水面に影を落とす木造貨車。























運材台車でしょうか?
朽ち果てて土に還りそう…






















森林鐡路羅東車站です。
早朝のせいか、未だシャッターが閉まっていました。






















竹林から羅東へ向かう回送列車です。
手前の線路は1067mmでしょうか?























この時の記憶が全くない…(T_T)/~~~






















無造作に積み上げられた原木。
その向こうには羅東站に停車中の汽車。






















雑然とした町をぬけてゆく汽車。
やはり林鉄というより軽便ですな~


































羅東站のようですが、
これもまた一切記憶がありません…

【1978年 3月30日撮影】







この頃、ナロー軌道に心を惹かれていたはずなのに、
何故か台湾のナローに対しては然程夢中にはなりませんでした。
自分でも理由は解りません。
羅東なんてツボだと思うんだけどなぁ~
当時は『また来たい』くらいは思ったはずですが、
『絶対また来る!』とまでは考えなかったような気がします。
もしかすると『海外=高嶺の花』みたいな感覚で、
『二度と来れない…』と思っていたのかもしれません。











記念に購入した羅東森林鐡路の切符
現物はもうありませんが…(T_T)/~~~







ペンタックスMX








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