初の海外撮影♪
臺灣火車攝影的旅行

中華民国

渡航期間=1978年 3月25日~30日




『ねぇ、台湾に行ってみない~?』
と、甘い言葉で誘ってきたのは、月刊レールガイの編集長をしていたH谷川さんでした。
当時、僕はレールガイに写真を投稿しており、
何点か採用された縁で渋谷にあった編集部に出入りしていました。
そのレールガイが、台湾への撮影ツアーを企画していたのです。
台湾には日本統治時代から残るC55、C57、D51,9600などの国鉄型、
阿里山のシェイ、羅東や製糖工場のナローに至るまで
多種多様な蒸気機関車が活躍を続けていました。
国内の蒸機撮影では稚拙な結果しか残しておらず、
大きな不満を抱いていましたから、その誘いに心が大きく動きました。
問題は渡航費用…
具体的な数字は記憶していませんが、恐らく15万円前後はしたはず。
当時はプー学生の身分でしたから、自力では太刀打ちがゆきません。
渡航に対する真剣な思いを親にぶつけ、
いわゆる『出世払い』で費用を貸してもらうことで実現の運びとなりました。
\(^o^)/

ちなみに社会に出て以降の僕は、全くもって出世の道からは外れましたので(笑)
前借した費用はビタ一文とて返却することはありませんでした…
天国の両親に対して…
『本当にごめんなさい』
m(__)m


ツアーは昭和53年 3月25日に羽田空港を発ち、
現地で6日間滞在し30日に帰国するというスケジュールでした。
なにしろ初めての海外(^O^)/
それも蒸気機関車たちの雄姿を目の当たりに出来るとあって
期待に胸が膨らむばかりでした。
今思えば未だ1$=360円の時代。
いくら隣国台湾とはいえ、弱冠18歳にとっては贅沢な旅だったのかもしれません…







【撮影日】


1978年 3月25日(土)


1978年 3月26日(日)


1978年 3月27日(月)


1978年 3月28日(火)


1978年 3月29日(水)


1978年 3月30日(木)


おわりに










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