阿里山森林鐡路の中興號で嘉義站に到着。
国鉄縦貫線のホームは蒸気機関車たちで賑わっていました。
入換作業のDT580、貨物を牽くDT650、旅客の先頭に立つCT270など。
電化間近とはいえ、この頃はまだまだ蒸気機関車が主力だったのでしょう。
そんな国鉄蒸機たちのネグラ、嘉義機関区を見学出来るというチャンスに恵まれたのです!
当時の台湾は準戦時体制下にあり、鉄道施設の撮影は制限されていました。
特に鉄橋、トンネル、駅構内などは撮影厳禁と聞きました。
機関車の基地である機関区などは、最もハードルが高いはずなのですが…
古さんのお膳立てによって立入が許可されました\(^o^)/
機関区のことを台湾では『機務段』と言うそうです。
ボクたちは嘉義站から嘉義機務段まで、駅構内の隅っこを歩いて移動しました。
嘉義站に停車中の貨物列車。 牽くのはDT650です。 ホームの人たちが怪訝そうにこちらを見ています。 警察も居ますが…(*_*) |
|
何故か給水加熱機が凸凹のCT284。 追突事故でも起こしたのでしょうか…? |
|
站から機務段へと向かいます。 構内ではDT599が入換作業中。 左向こうに機関庫が見えます。 |
|
出発を待つ2両のDT650です。 手前のコンクリート塊は架線柱の台座。 電化の準備が着々と進められていました… |
|
さっき站に居たCT284です。 異国の地でも美しいプロフィールに変化なし。 |
|
構内はケムリで霞む程でした。 |
|
キューロク… と、つい呼んでしまいます。 DT580もバリバりに頑張っていました。 |
|
たくさんの蒸気機関車たちが入り組む構内。 いい時代だなぁ~ |
|
煙室扉留とカウキャッチャーが一番似合う… 見る度に思っていました。 |
|
いよいよ機務段です。 機務段へ入る線路から見た構内。 |
|
大動脈の輸送を担う機関車たち。 その巣窟を訪問しました\(^o^)/ |
|
何処の国でも蒸機の世話は重労働ですね。 |
|
日本では見る機会が少なかったC55に会えました! 台湾では名を変えてCT250 (*^^)v |
|
流麗なスポーク動輪に最接近! 向こうの構内には蒸機たちがひしめき、 なんとも感動的な瞬間でした\(^o^)/ |
|
台湾へ渡ったC55は9両。 いずれも新製配置で、当初はC55 1~9という番号だったとか。 内地にも同番号が重複して存在したそうです。 |
【1978年 3月28日撮影】
よく覚えていないのですが、扇形機関庫は立入禁止だったような…
撮影も軽~く禁止されたような気がします。
遠景ならいいけど、接近して撮らないこと! みたいな。
その他は割と自由でした。
意外にも勝手にウロウロ出来て、好きなように撮って(*^^)v
でも…
撮り直したい気持ちもたくさんあるのですが(苦笑)
ペンタックスMX
トップに戻る
海外の鉄道 に戻る
台湾 トップに戻る
次のページへ