臺灣火車攝影的旅行
第四日


撮影日=民国67年 3月28日(火)



Vol,3






阿里山森林鐡路の中興號で嘉義站に到着。
国鉄縦貫線のホームは蒸気機関車たちで賑わっていました。
入換作業のDT580、貨物を牽くDT650、旅客の先頭に立つCT270など。
電化間近とはいえ、この頃はまだまだ蒸気機関車が主力だったのでしょう。
そんな国鉄蒸機たちのネグラ、嘉義機関区を見学出来るというチャンスに恵まれたのです!
当時の台湾は準戦時体制下にあり、鉄道施設の撮影は制限されていました。
特に鉄橋、トンネル、駅構内などは撮影厳禁と聞きました。
機関車の基地である機関区などは、最もハードルが高いはずなのですが…
古さんのお膳立てによって立入が許可されました\(^o^)/
機関区のことを台湾では『機務段』と言うそうです。
ボクたちは嘉義站から嘉義機務段まで、駅構内の隅っこを歩いて移動しました。




























嘉義站に停車中の貨物列車。
牽くのはDT650です。
ホームの人たちが怪訝そうにこちらを見ています。
警察も居ますが…(*_*)







































何故か給水加熱機が凸凹のCT284。
追突事故でも起こしたのでしょうか…?





















站から機務段へと向かいます。
構内ではDT599が入換作業中。
左向こうに機関庫が見えます。






















出発を待つ2両のDT650です。
手前のコンクリート塊は架線柱の台座。
電化の準備が着々と進められていました…






















さっき站に居たCT284です。
異国の地でも美しいプロフィールに変化なし。

























構内はケムリで霞む程でした。






















キューロク…
と、つい呼んでしまいます。
DT580もバリバりに頑張っていました。
























たくさんの蒸気機関車たちが入り組む構内。
いい時代だなぁ~






















煙室扉留とカウキャッチャーが一番似合う…
見る度に思っていました。






















いよいよ機務段です。
機務段へ入る線路から見た構内。























大動脈の輸送を担う機関車たち。
その巣窟を訪問しました\(^o^)/




































何処の国でも蒸機の世話は重労働ですね。





















日本では見る機会が少なかったC55に会えました!
台湾では名を変えてCT250 (*^^)v






















流麗なスポーク動輪に最接近!
向こうの構内には蒸機たちがひしめき、
なんとも感動的な瞬間でした\(^o^)/

































台湾へ渡ったC55は9両。
いずれも新製配置で、当初はC55 1~9という番号だったとか。
内地にも同番号が重複して存在したそうです。

【1978年 3月28日撮影】








よく覚えていないのですが、扇形機関庫は立入禁止だったような…
撮影も軽~く禁止されたような気がします。
遠景ならいいけど、接近して撮らないこと! みたいな。
その他は割と自由でした。
意外にも勝手にウロウロ出来て、好きなように撮って(*^^)v
でも…
撮り直したい気持ちもたくさんあるのですが(苦笑)










ペンタックスMX








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