Schönehügelbahn

シェーネヒューゲル鉄道



製作記録






ここがSHBの建設予定地です♪



階段吹き抜け上部を30mm厚のラワンランバーで覆いました。
一枚モノでは高価になるので、300mm×1825mmの特売品を購入し、
長さを1100mmにカットして4枚使用、
従って1200mm×1100mmのスペースとなりました。
残った端材は、裏面に補強板として使用しました。
この場所の上には梁があり、ドイツで購入して来たカッコウ時計が設置してあります。
駆動用の重りと巻き上げる鎖がぶら下がっているため、
これらが貫通するための穴を開けました。
時計の移設も考えましたが、やはりこの場所がふさわしいので…


更に3mm厚合板と、30×40mmの角材を用いてレイアウトベースを製作します。
通常のベースは合板を上、角材を下にして使いますが、
今回は逆さまにしてみることにしました。
狭いスペース内で、より多くの高低差をつけるのに有効かな~?と思いまして。
このような方法は初めてですが…







600mm×1100mmの合板を2枚使用。
30mm×40mmの角材を貼り付け、更にビス止めします。
ビス止めは合板側から。
枠部分と角の補強が完成したところです。
丸穴はカッコウ時計の重りと鎖が通る部分。
図面はTomixのレイアウターで製作しました。
曲線はTomixのNゲージ、R317を基準にします。
合板を切り出し、勾配部分を造ってゆきます。
勾配を登り切った所に駅を設置します。
駅の土台となる部分を角材で造ります。
駅部分のスペースです。
あとは地形を考慮しながらカットしてゆきます。
線路敷設部を大まかに決めました。
地形を考えて、ベースの一部をカット。
仮置きしているのはVollmer製駅舎の土台です。
駅の佇まいを想像しながら進めています。







線路はPECOのナローフレキシブルを使います。
敷設する前にTomixのレールで試運転をしてみました。
1099型電機が客車3両を牽いて登れることが条件ですので。
結果はOK。
外周だけでのテストでしたが、問題はなさそうです。






この区間で試運転をしました。
問題無く登ってゆきます。
列車を走らせると、製作意欲が湧きますね!










当初、このレイアウトは『廉価版』というか
なるべく費用を抑えて製作しようと考えていました。
なのでストラクチャーは在庫のみを使用し、
新たに購入するつもりはなかったのですが…(ーー゛)

やはり造り始めてみると、あれこれ欲しくなってきちゃいます。
橋も造るつもりはなかったのに、結局は買っちゃいました~





FALLERの石造アーチ橋。
曲線×3+直線×1です。
HOのアーチ橋って初めて造るのかも…(?_?)
単純なキットですが、一組2900円もします。
ナローだと幅にかなり余裕があります。
手間をかければ狭められるのですが、
面倒なのでこのまま使っちゃいます。
ハタガネを使って組んでゆきます。
歪んでいるパーツも、しっかり組めば大丈夫。
この下に別売の橋脚を付け足します。
こちらはVollmerの鉄橋です。
ちょうどいい具合にカーブしており、いい感じです。
橋脚は付属していなかったので、
端材とブラ板でテキトーに造りました。







自分が見聞したオーストリアのイメージを思いながら、
想像力を最大限にして製作してゆきます。
オーストリアといえば、先ず最初に浮かぶのはチロルですが、
シェーネヒューゲル鉄道は『チェコ国境に接する山間へ向かう鉄道…』
というコンセプトにしました。

シェーネヒューゲル鉄道の沿線は、かつて森林資源が豊富でした。
標準軌の貨車がロルヴァーゲンに載せられ、貨物輸送も盛んに行われていましたが、
最近では荷量が減少し、貨物列車は不定期運行です。
一方で山間保養地があることから、観光客は少なくありません。
夏季は避暑に訪れる人たち、冬季はスキー客などで賑わいます。
シーズン中には蒸気機関車牽引の観光列車が運行され、
鉄チャンからも注目を浴びる存在です。
現在はÖBB(オーストリア国鉄)の路線ですが、
再編による整理路線にリストアップされたことから
近い将来には私有観光鉄道に転身する予定です。

路線は本線との分岐駅を出発し、市街地を抜けて郊外を走り、
丘陵地帯を経て山間に分け入ってゆきます。
レイアウトでは想定した路線の中間あたり、
山間と丘陵の両方を表現したいと思っています。









組んだ橋を仮置きし、定位置にセットしてみました。
これがメインの列車。
1099型電機+客車3両です。
おやおや?
今日は蒸機の特別運転?
可愛いCタンク機が最後尾に付いています。
色々な角度から眺めては、イメージを膨らませます…






フレキシブルレールは、最初の欧州型レイアウトで使用して以来です。
以前、レールのカットで苦労した覚えがありましたので、
今回は篠原模型店のレールカッティングニッパーを奮発しました。
2400円もするのですが、ネット検索すると相当な高評価です。
それに期待して購入しました。

使ってみてビックリ! 評判通りのモノでした。
カットした断面がとてもキレイで、ヤスリがけが不要な程です。
普通のニッパでカットすると、レールの断面がつぶれてしまいます。
篠原のニッパでは断面がキレイなままカット出来ます(^O^)/
これは価格以上の価値があると思いました。








いよいよ線路の敷設です(^^♪
接着剤を道床に塗布し、貼り付けてゆきます。
フレキはカーブの曲げ具合が難しい…(-_-メ)
第一次敷設はここまで。
配線止めバンド、画鋲などで固定します。
トンネル内にはフィーダー線を半田付け。





ただいま建設工事進行中です!





でしたが…
(・_・;)

2015年末、作業が滞って1年以上…
更にNゲージレイアウトの解体~再着工なんてコトもあったため、
シェーネフューゲル鉄道の建設見込みがたたない状況です。
また、無理なプランが災いして勾配がかなり急で…(+o+)
なんとなく頓挫の予感が(苦笑)






予想通り!
2016年6月25日をもちまして、建設途中のレイアウトを解体いたしました。
今後は無理のないプランを練り、再トライしたいと思います。
現段階での構想は、HOj銚子電鉄との二重構造にしたいなと。
どうなることやら、メインのNだって出来ていないのにねぇ…









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