別府鉄道


撮影日=昭和50年 10月31日(金)



春の北海道で鉄チャン撮影に区切りをつけていた僕。
他の遊び(笑)を楽しんでいるうちに夏が過ぎ、秋になってしまいました。
11月初め親父の故郷、広島で法事があり、何らかの理由で自分が赴くハメに。
ならば途中で鉄チャンしながら行こう!
ということとなり、少し興味のあった別府鉄道を訪れました。
当時、別府鉄道の情報は殆ど無く
いったいどんな車両が走っているのか?
それさえも知らぬまま現地入りしました。
ただ一つの手掛かりとして記憶しているのは…
時刻表を見ると、野口~別府港は『気動車』、
土山~別府港は『列車』と記載されていたこと。
ひょっとすると何かの本で一瞥していたのかもしれませんが、
とにかく、マトモな情報を持たないで行ったことは事実です。

困ったことに、訪問時のことをあまり覚えていません。
高砂線で野口駅へ行き、キハ101を少し撮ってから別府港へ。
撮影後に土山線に乗って帰った…
そんな行動だったと思います。
ただ、土山線の二軸客車にはぶったまげました。
こんな車両が未だ走っていたとは!
あくまでも『寄り道』での訪問ゆえに短時間しか居られませんでしたから、
是非次回はじっくり撮ってみたいと思ったに違いありません。

この旅では乗った列車なども記憶と記録が無く、
どうやって広島まで行って帰ったのかは不明なのです(T_T)/~~~






















先ず、野口駅のはずれで
別府港から来る列車を待ちました。
やって来たのはキハ101でした。















キハ101は片上鉄道から転入しました。
その前は国鉄のキハ41057だったそうです。
















野口駅は荒涼とした雰囲気の中にありました。
接続駅なのにホーム一本の無人駅…
































駅構内にはお地蔵さんがありました。















国鉄高砂線の貨物列車が通過します。
4年前まではC11牽引だったはず…
今となってはDD13の貨物も貴重なシーンか?






























かつては高砂線と繋がっていたはずの線路。
この時は寸断されていました。


















このキハ101に乗って別府港へ向かいます。

































キハ101と16歳のボク(*^^)v















別府港駅にて。
土山線の列車が来ました。
なんとも可愛らしい混合列車(^.^)/~~~
DD1351+ハフ5+貨車。

















DC302が入換作業中です。
多木化学工場と別府港駅を行き来していました。
















お世辞にもカッコいいDLでは…(苦笑)
DC302は入換仕業が多かったようです。
















超時代的な二軸客車。
これに乗って土山まで揺られました。
驚くことに乗降は地面から…(・_・;)


【1975年10月31日撮影】



この日の訪問は時間があまりなく、
なんとも不完全燃焼な撮影でした。
しかし、驚愕の現役二軸客車を目の当たりにしたことが
鉄チャン稼業に引き戻される要因になったような気がします。
この項ではカラー写真のみ紹介しましたが、
確かモノクロでも撮影していたはず…
ネガが発掘されましたら改めてまた。







ペンタックスSP-F








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