昭和47年 5月 7日(日)
小海線




慣れ親しんだ大阪から東京に戻って来たのですが、
どうも環境に順応出来ず、かなりのストレスが蓄積していました。
もともとは東京人なのに、おかしなものですね。
鉄チャン的にも蒸気機関車走行路線が遠くなり、いいことなし(T_T)/~~~
そういう状況で凹んでいたものの、やはり撮影には行かなくちゃ…

という訳で東京在住になって初の出撃は小海線!
当時、小海線にはC56が活躍していました。
個性的な小型テンダー機関車で、興味津々でした(*^^)v
ところがゴールデンウィークの大混雑で撃沈…((+_+))
新宿6:50発の急行『アルプス1号』に乗ったものの、
車内は超ラッシュ状態で気分が悪くなり、途中下車してしまいました。
それが何月何日だったのかは覚えていないのですが、恐らくGW前半でしょう…
後半の5月7日にリベンジを果たし、何とか撮影して来れました。

小海線と言えば『高原列車』というイメージがあります。
撮影場所は迷わず高原エリアに絞りました。
しかし、運行本数が非常に少ない…(*_*)
野辺山を例にあげると、貨物と臨客が一往復ずつ。
それも下りの臨客と貨物は朝に小淵沢を出るため、
東京をその日の朝に出発すると間に合いません。
仕方ないので撮影地の調整で少し本数を稼ぎました。
その分、場所の質はかなり落ちましたが…



























南アルプス連峰を望む小淵沢駅。
実に清々しい晴天に恵まれました。
こっちを撮っているの誰?(笑)




















信濃川上駅です。
ここで小淵沢を朝出発した貨183レに追いつきます。
初めて見たC56は159号機でした(*^^)v




















信濃川上~佐久広瀬間
駅のはずれで貨183レを待ちました。



















全然『高原』ではありませんが…
山里の風景にもC5似合っていました。
(^O^)/



















この角度から見たC56に萌えました(笑)
この可愛らしさに魅せられ、一気にC56ファンに!
(^.^)/~~~



















更に佐久広瀬側へ歩き、千曲川の河原で撮影。
鉄橋を狙う鉄ちゃんが居ますね…
あっちの方が良かったかな?




















やって来たのは貨182レ、C56 149でした。
貨物少なっ!(゜o゜)




















可愛らしい列車ですね~♪



















急行『八ヶ岳』に乗って野辺山駅に来ました。
ベンチのオバちゃん…カメラ目線…(*_*)
誰???(笑)



















信濃川上~野辺山間
さっき千曲川沿いで撮った貨182レです。
本数は稼げるけれど、撮影場所が…((+_+))



















貨182レは野辺山~小淵沢間で客車1両を連結!
混182レ『SLのべやま』に変身します。
ワムが1両減っていますが…?



















観光客&鉄チャン向けに仕立てられた『SLのべやま』。
見送るヒトはまばらで、のんびりした雰囲気ですね~
いい時代だぁ~(^O^)/



















ギョッ…((+_+))
フレームアウト…(汗)
構内には通風車が留置してありますね。



















野辺山駅をあとにした『SLのべやま』です。
この先が高原なんだけど…(・_・;)



















野辺山発新宿行き『八ヶ岳51号』です。
観光シーズンに運転される臨時列車。
これをC56が牽いていたのですから、いい時代です!



















野辺山~清里間
小海線随一の撮影地、大門川鉄橋です。
午後は半逆光なんですよね…
ちょいキビしい画像ですが…(・_・;)



















小淵沢駅です。
フイルム入れ替えてモノクロです!
2両のC56とバス窓のキハ20たち。
実に懐かしい光景ですね。




















混182レを牽いて来たC56 149です。
次の出番は明朝?今晩の臨貨?




















夕陽に輝くC56 149の顔。

































夕暮れの構内に2両のC56が憩っていました。

【1972年 5月 7日撮影】






中学生になり、カメラがレオタックスに変わりました。
こいつも親父のお古です。
ハーフ版からフルサイズに出世?したのですが、
このカメラがまた扱いにくかったなぁ。
レオタックスはライカのコピー機。
巻き上げはダイヤル式、フィルム装填は底蓋を開けて…
実用と言うより、飾っておいた方がいいんぢゃない?
みたいなカメラでした。
フィルム装填にコツが必要で、失敗して撮れていなかったこともありました。
((+_+))








レオタックスF









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