臺灣火車攝影的旅行





おわりに











阿里山森林鐡路 水山線   1978.3.28










『ねぇ、台湾に行ってみない~?』
と、甘い言葉で誘ってきたのは、月刊レールガイの編集長をしていたH谷川さんでした。




この項、台湾のレポートは上記の書き出しで始めたのですが…

そのH谷川さんこと、長谷川章さんが2013年8月24日に逝去されました。



台湾の記事を作成するにあたり、長谷川さんに電話をしました。
判らないことがいくつかあったので、尋ねてみたかったのです。
いつもなら直ぐ出るか、折り返しのある携帯電話は通じず。
仕方なくご自宅にかけてみたところ、奥様から闘病中だと知らされました。
入院先も教えていただき、『お見舞いに伺おう…』と思っていたのですが、
それは叶わずに、台湾のことも聞けずに…

思い返してみると、携帯がつながらなかった時に感じた何かは
いわゆる『虫の知らせ』だったのかも知れません。
あの時、お見舞いに行かなかったことを悔やんでいます。



長谷川さんと出会っていなければ、この台湾ツアーにも行かなかったはず。
伝説のナロー本『知られざるナローたち』だって、
レイルマガジンで人気を博した『THEトロッコ』だって、
長谷川さんがいなければ生まれなかった作品です。
ボクの人生を大きく変えてくれた方だと思っています。



ボクにとって初めての海外撮影だった台湾。
未熟で稚拙な写真しか残せませんでしたが、
自分にとっては良い体験、良き思い出となりました。
『ねぇ、台湾に行ってみない~?』
の言葉に対する感謝と共に…
















阿里山車站  1978.3.27




















阿里山駅前の食堂にて 駅長の劉さんと   1978.3.27


















この時は皆かなり呑んだっけ…




















シェイ12号機と。  1978.3.28




















中央のハンチングは写真家の南正時さん、その左は台湾鉄道趣味界の第一人者である古仁栄さん、
更に左が長谷川章さん、その他汽車が大好きな同士&先輩方、35年前の懐かしいシーン…
阿里山車庫  1978.3.28



















嘉義機務段  海を渡った日本のキューロクと。  1978.3.28




















二水機務段 蒸機と戯れた夜。  1978.3.28





















トロッコ界の重鎮、古橋正三さんと。
竹林車站  1978.3.29




















羅東森林鐡路の客車に乗って。  1978.3.30



















羅東森林鐡路 歪歪橋   1978.3.29
















謝謝! 長谷川先生…
台湾鐡路縦貫線 保安付近  1978.3.26












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