Blauwald Dampfbetrieb Museum Bahnen

ブラオヴァルト蒸気鉄道





二代目レイアウト

製作記録








現在の家を新築したのが2003年8月。
レイアウト建設の着工は2005年だったでしょうか…
一時期は工事が進んでいたのですが、いつしか滞るようになっていました。
その理由は別項をご覧いただくとして、
とにかく2015年3月12日をもって初代レイアウトは解体。
そして解体工事が終わると同時に二代目レイアウト建設が始まりました。





我が模型部屋は、家屋の設計段階からレイアウトを製作する前提で造られています。
レイアウトをセットするベースとなる部分も、大工さんに造り付けてもらっています。
初代レイアウトでは、この造り付けベースに直接線路や施設を設置していました。
が、今回は造り付けベースの上に、更にレイアウトベースを新設することにしました。

階段吹き抜け部分の壁を通るアクリルトンネルは、造り付けベースと同じ高さとなっています。
アクリルトンネル内は線路を直接敷設せず、鉄橋を設置します。
なのでベースとの高低差が約60mm程発生し、レイアウトベースのかさ上げが必要となります。
当初、既存ベースの上は全てスタイロフォームを用いて製作しようかと考えておりました。
その方が地形に高低差がつけられるし、良いかなぁ~と。
ただ、その場合は相当多くのスタイロフォームが必要となります。
30mmを三枚使ってかさ上げ分、更にその上にも使うとなると、スタイロフォームが一体何枚必要になるのでしょう?
接着は?造り付けベースとの接合は?


いくつかの問題が解決せず、オールスタイロフォーム案は却下。
ラワン合板と角材を使い、約40mm高のベースを造ることにしました。
その上に20mmのスタイロフォームを貼り付け、約60mmの高さになります。








解体中の初代レイアウト…
2015.3.14
頑丈に造り過ぎたのが仇となり、解体には労力を要しました。
2015.3.14
更地となった造作カウンター上に、新たなベースを設置してゆきます。
2015.4.29
仕事から帰宅すると、毎日このような作業が続きました。
2015.4.29









かさ上げが主な目的ですので、ラワン合板は3mm厚にしました。
キチンとしたペースを造るなら、やはり5mmは欲しいところですが。
一部は人が載っても大丈夫なように、角材を多く入れて強化しました。
例えばエアコンの前。
もしもエアコンが故障したら…
その場合を考慮しました。











ベースにはカーペット生地を貼り付けます
勾配区間はサブテレインを使います。
前回、適当に造った勾配で苦労した教訓を生かしています。
スタイロフォームの更地面積が拡大してゆきます。
寄棟の低い部分は造りづらいのです…








下段からGゲージ、Nケージ、Omゲージです。
アクリルトンネルは新築時に内装屋さんに作ってもらったもの。
初代レイアウトからの流用です。
ちなみにOmゲージが入っているのは試作品です。
冒頭に紹介した、トワイライト展示コーナー下です。








新設ベースにスタイロフォーム、更にカーペットを貼り付けました。
下地はカーペットを使います。
この上に線路を敷設しますが、地面を造らなくてもそこそこ見栄えが良いので。

リアルな地面が必要だと判断した場合、この上から手を加えるつもりです。
基本的には地面はベージュとグリーンのカーペットを使い、
道路や建物などの施設は小刻みなセクションで造り、カーペットの上に置くという手法です。
こうすると、施設の製作はデスク上で出来るというメリットがあります。












PC枕木ってのがちょっと…(;一_一)




初代レイアウトではTomixのファイントラックを使用していました。
選択の決め手となったのは道床付き線路なのにポイントの種類が豊富、
ヨーロッパの駅では「これでもかー!」くらいに使われているダブルスリップもあったこと。
これに尽きます。

KATOのユニトラックはポイントの種類がかなり寂しいです。
6番があるのは良いのですが、ヤードなどで使いたい4番は構造上に欠陥があり、やたらと脱線するらしいし…
ポイントに関してはTomixの方が良いかな、とは思っていました。

あと、Tomixの複線ストレートレールには1120mmってのがあります。
初代レイアウトでも使っていました。
電圧降下を考慮すると、この長いレールは魅力があります。


ならば、またTomixでいいじゃない?
自分でもそう思うのですが、数年間使ってみた不満もありましたので、変更を検討した次第です。

最も気になっていたのが複線レールの間隔です。
Tomixは37mmで、KATOは33mmです。
「たかが4mmの差」と言えど、見た目はかなり違うのです。
Tomixの複線間隔を数年間見続けてきたボクにとって、KATOの複線には惹かれました。
僅か4mmのの差ですが、KATOに変更した最大の理由であったことは間違いありません。

もうひとつがポイントでの走行性です。
Tomixのポイント、特にダブルスリップで気になっていました。
ウチの鉄道、車両は全て欧州型です。
どうも、あちらの車両はフランジが高いらしく、ダブルスリップを通過する際はスムーズさに欠けていました。
なんだか微妙に引っ掛かる感じ?

調べてみると、KATOの線路は枕木上面からレール上面、即ちレールの高さが市販では最大だとか。
ずいぶん昔に、輸入車両はKATOレールと相性が良い…という情報も聞いたことがあります。
でも、PECOのファインなんてのも売ってるんだから、それって少し変?とも思いますが…(ー_ー)!!
それでも変更の理由の一つになりました。
どうせ造り直すなら、スムーズに走れる方が良い。
なにしろ今回のコンセプトは「走行性重視・リアルさは追及しない」ですから。

ポイントの種類が極端に少ないこと、これは最後まで気になっていました。
でも、実際に多用するのはごく普通のポイントだし、
KATOには6番があるし、これをメインで使えば走行面でも安泰かなぁ~なんて思いまして。
問題の4番も、知らぬ間に改善されているようで、「何とかなるかなぁ~」なんて甘い考えも追い風となり、
新レイアウトではKATOレールを採用!ということになった訳です。

複線カーブではカントがついているんですね!
Tomixの現行モデルもカント付きだそうです。
大きく曲がる箇所では実感的でしょうね。







前述しましたが、ベース上面は3mmラワン合板です。
角材は赤松の30mm×40mm×2000mmを使いました。
中には反りが出ているものがあり、少々使いづらい面もありましたが
「6本束」で1000円ちょっとという安さですからヨシとします。
ベースは14分割、図面を書いて一枚ごとの寸法を出し、購入元でカットしてもらいました。
細かい部分は自分で切って調整しています。
角材は何度か買い足し、合計9束使ったと思います。
スタイロフォームを加えると、ベースにかかった費用は25000円以上(・_・;)
ちょっと予算オーバーでした。











カーペットを貼り終えた個所に線路を配してみます。
勾配区間には、ウッドランドシーニクスのサブテレインを用います。
線路配置に合わせてサブテレインを接着します。
これは寄棟の低天井付近に配するセクション。
設置場所は狭いため、作業を終えてから配置します。
左の切込みは、勾配天井とベースが交わる部分です。
設置場所ではこのような作業は困難です。
勾配は2%=20パーミルです。
このアイテムにより、正確な勾配を得ることが出来ました。









「スムーズな走り」が最大の目標ですから、勾配は出来るだけ避け、あっても緩くしようと思いました。
初代レイアウトではテキトーな計算で造っていた勾配区間。
列車はしんどそうに登っていたこともあり、改善が必要だと考えていました。

そこで正確な勾配を得るために、サブテレインなる部材を採用。
これは米国ウッドランド・シーニクス社が販売しているレイアウト素材です。
日本ではKATOが代理店になっているようです。
これの「2%インクライン」を導入することにしました。
2%=20‰ですね。
本物だと急勾配ですが、販売されているものでは最も緩い坂です。

ネットで探しても品切れになっている店が多く、
見つけると買い足し買い足しで、4~5件をハシゴしました。
どう考えても使わない部材が含まれるセットもありましたが、かなり安く売られていたので迷わず購入。
「恐らく足りるだろう」という数が揃いました。











図面に忠実に路盤を造ってゆきます。
メイン駅に出入りする線路と本線が交わる箇所。
複線幅に6番ポイントを入れるため、少々複雑な曲線になりました。
トワイライト展示コーナーに見降ろされています(^_-)-☆
メイン駅裏手の本線築堤です。
スタイロフォーム端材で傾斜部分を造りました。
カーペットが固着するまでは、画鋲で押さえつけておきます。
配管設備があるため、どうしようも出来ない出っ張り部分。
高さを得た線路を通すことで、なんとかごまかせそうです。
細かい作業は広い場所でやる方がはかどります。
反対側の寄棟付近へ設置する築堤です。









初代レイアウトで失敗したことを教訓とし、
簡易でスムーズな作業によって工期短縮をもくろんでいます。
地面表現を取り入れたいのは山々ですが、
広い敷地と作業しづらい狭い箇所を考慮すると省略せざるを得ません。
理想を追うばかりでは完成に近づけないと考えています。
リアルな地面が欲しくなった場合は、そのセクションごとに造るつもりです。
セクション分けすることにより、作業は別の場所でもできます。
従って手の入りにくい端っこや低い部分でも大丈夫。
初代レイアウトの失敗により、「妥協すること」の大切さも理解出来ました。







複線は本線、左側からアンダーパスする線路はメイン駅へと通じます。
逆側から見たところです。
手前の敷地がメイン駅です。
分割製作が得意になってきたみたいです…(^^♪
カーペットを用いた築堤表現にも慣れてきました。
客車区の敷地。
更に手前へ延びると機関区へと通じる予定です。






以上、2015年 7月までの作業でした。








この先工事中
しばらくお待ちください






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