Blauwald Dampfbetrieb Museum Bahnen

ブラオヴァルト蒸気鉄道






1995年春にドイツとポーランドの蒸気機関車を追いかけて
鉄友のW君と共に三週間ほど旅をしました。
帰国後、訳あって暇だったW君は
『ドイツのNゲージレイアウトを作り始めた…』

(+o+)

なにを~
ならばオイラだって(^O^)/


当時は2DKのアパートでカミさんと二人暮らし。
なんとかスペースを確保して、小さなレイアウトを作り始めました。
名前は "シェーネベルク鉄道"=Schönebergbahn でした。
そのレイアウトは既に処分してしまったので存在しませんが、
写真は残っているので、いずれ別頁で紹介します。

平成15年、現在の住まいを新築しました。
注文住宅だったので、設計段階から好き放題に出来たのが幸いし、
三階にロフトを設置し、模型専用部屋にしてしまいました。
\(^o^)/

ロフトと言っても無垢材フローリング、勾配天井は杉板貼り。
面積も26㎡程ありますので、カタギ衆から見れば贅沢な空間かも知れません。
住宅の設計と並行し、レイアウト建設のプランも進めていったのです。
レイアウトのベースとなる基盤は、大工さんにお願いして造り付けてもらいました。
これをやっておけば居室としては使えなくなる…
という目論見もあったのですが(笑)


引越してから暫くの間、ロフトは未だ小さかった娘の遊び場となっていましたが、
準備段階を経て、平成17年秋に本格的な作業に着手しました。


コンセプトは
旧東ドイツエリアの中規模都市を本拠とし、
蒸気機関車の動態保存と恒久的な運行を継続してゆく鉄道。
設定は現代、メインとなる駅はDBの路線ではあるが、
そこから蒸気保存鉄道であるBDMBが連絡をしている…
というものです。

中心となる町の名はBlauwald=ブラオヴァルトとしました。
まぁ、ベタですが…(苦笑)



着工後、三年間くらいはハイペースで作業が進みました。
途中の段階で…

●猫たちが侵入して池で昼寝をしている
●仮置きしてある町の建物が破壊される

…という被害が出たため、二階から三階へ上がる階段の入口にはフェンスを設置。
猫&幼児は立入厳禁としました。

しかし、知恵をつけた猫がフェンスを乗り越えて侵入するようになり、
その後更にロールカーテンを追加して完全防御を施しました。
現在は Firmenchef=社長であるボクの許可なくして、何人たりとも立入できません。
聖域と言えばカッコいいですが、実態は散らかった作業場です(爆)


平成21年以降、作業は滞っています。
仕事のパターンに変化があったことで、自由な時間が減少したのが大きな理由。
ですが、少しずつ手は加えていました。

平成23年10月、このままではイカン!と思い、一念発起。
ブログにて
二年以内に全通&三年以内に機関区を完成
という目標を掲げました。

当初は飛ぶ鳥を落とす勢いで?作業が進み、順調だったのですが…
昨年くらいから旧いフイルムのスキャンを本格的に開始したこともあり、
模型製作に関わる時間は殆どなくなっている状況です。
オマケにHPなんかも始めちゃったから…(ー_ー)!!


とりあえずフイルムスキャンが一段落したら再開しようかと。
あとは暇を見つけて少しずつでも作業するしかないかな…



ブログの『BDMB製作記録』でも紹介していますが、
ここでもレイアウトの作業内容をお伝えしてゆきます。
あと、所属車両なども順次掲載しようかと考えております。







その後、建設工事は停滞しておりました。
理由は実のところ自分でも良く判りません。
なので『どうして作業が進まないのか』ということを
深~く考えてみました。



(作業が滞る理由)

■配線が複雑なため、電気的な問題と不安がある。
■線路を完全固定しているため、故障時の交換が出来ない。
■手の届かないトンネル区間が多く、線路メンテナンスがしにくい。
■更にトンネル内でのトラブルの際、車両を救出出来ない可能性もある。
■今となっては設計、配線自体に不満がある。
■総合的にビジョンがない。



要するに不安、不満によって『やる気』を失っているということです。
これでは作業は進みません。

このまま放置しておけば廃墟状態にもなりかねないため、
この1年くらい抜本的な改革を模索しておりました。

一時はレイアウトを完全に廃止し、
ディスプレイスペースだけを残して居室化するということも考えました。
もともと模型用に造った空間ですから、さすがにこの案は即却下しましたが…



そして、決断しました。
建設途中のレイアウトを解体し、ゼロから造りなおす!
これまでの経験を糧とし、今度こそは将来的にも不安の無いものを造りたい!

ハラをくくったのはトワイライトエクスプレス最終日。
特に関連はありませんが、何かしらのキッカケを与えてくれたんだと思います。
『さよなら運転』は敢えて行いませんでした。
そんなことをしたら未練が残りそうで…


じーっと眺め、色々と思い出し、
『よ~し!』
と気合を入れて解体作業に着手しました。



よって製作記録は『二代目レイアウト』に移行します。










BDMB 初代レイアウト
製作記録




BDMB 二代目レイアウト



BDMB所属車両







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