夜行急行列車

列車名別懐古写真集









だいせん
 DAISEN


















【昭和53年頃の運行時刻と編成】

だいせん2号 705レ  大阪21:43 → 大社 7:18
だいせん3号 706レ  出雲市21:06→ 大阪 6:39


←大阪                                                       大社/出雲市→

郵・荷 郵・荷
スユニ61 マニ36 スロ54 オロネ10 オハネ12 オハネ12 スハネ16 スハネ16 オハネフ12 ナハ10 ナハ10 ナハフ11










出雲大社を擁する大社、出雲市への列車は古くから需要が高かった。
急行『だいせん』の起源となったのは、大阪~大社間に運行されていた夜行普通列車だと伝えられている。
昭和39年、この列車は急行に格上げされて『しまね』の愛称が付けられた。
一方『だいせん』の愛称は、京都と大社を伯備線経由で結ぶ急行に使われており、
京都~岡山間では他の列車と併結運転を行っていた。
昭和40年『しまね』は『おき』に名を変え、大阪→大社、出雲市→大阪の運行となる。
ヨンサントオと称された昭和43年のダイヤ改正により、伯備線経由の『だいせん』は『おき』に、
大阪と松江、出雲市、大社、益田間を運行していた複数の急行を統合し『だいせん』になった。
こうして『だいせん』は、大阪と山陰各地を結ぶ代表的な列車となる。
昼行では気動車、そして一往復の夜行では客車によって運行されていた。
昭和53年10月からは、夜行『だいせん』に20系寝台客車を充当。
ナロネ改造の座席車、ナハ21も組み込まれた編成であった。
昭和61年、福知山線電化により昼行の『だいせん』は系統整理され、特急『北近畿』に格上げされた。
これによって『だいせん』は夜行一往復の運行となり、車両は14系寝台客車+12系座席客車に置き換え。
平成11年には気動車化され、座席のみの夜行列車となった。
そして平成16年に廃止となり、大阪と山陰を結ぶ急行、夜行列車は姿を消した。

















だいせん2号 705レ  山陰本線 福知山駅


























































トップに戻る




夜行急行 目次に戻る










inserted by FC2 system