臺灣火車攝影的旅行
第五日


撮影日=民国67年 3月29日(水)



Vol,3





台北発13:42の莒光特快に乗ったのは確かだと思いますので、
羅東に到着したのは恐らく16時頃だったのではないでしょうか…(?_?)
夕方だったような印象はあるのですが、記憶が曖昧で定かではありません。
羅東森林鐡路
は訪問前年の台風で壊滅的な被害に遭い、
途中の天送埤から先が運行できない状態となっていました。
そのため森林鐡路として存続していながら運材が無かったという…((+_+))
残存区間では蒸機牽引の旅客列車が運行されていました。
ハッキリ覚えてはいないのですが、本数が少なくて朝夕だけだったような…
思い違いかも知れませんので、これはアテにはならないです。
羅東に到着後、ボクたち一行は歪歪橋という長大な木橋に案内されました。
羅東森林鐡路随一の撮影名所らしいです。
やがて姿を見せたのは可愛らしいCタンク機が牽く混合列車。
森林鐡道というよりも軽便鉄道の趣でした。
羅東は今回の撮影ツアーで最後の宿泊地。
何か特別な宴が催されたか否かは記憶がありませんが、
同行したS原さん、M沼君と部屋で飲み続け、
イロイロなコトがあったという楽しい思い出が残っています…
(^O^)/





























軌道は人々の生活に密着していたようです…






















これが歪歪橋。
長大なティンバートレッセルです。






















ここを運材列車が来たなら…(゜-゜)
さぞかしカッコよかったろうなぁ…






















短編成の汽車だってサマにはなりますが…
(*^^)v























日本では体感できなかった世界。
これぞ軽便汽車\(^o^)/






















1977年の台風で、羅東森林鐡路の運命は変わりました。























僅かな乗客と貨物だけでは経営が困難だったようです。




































結局被災区間は蘇ることなく
ボクらが訪問した翌年に全線廃止となりました。























移動のクルマから撮ったようです。
羅東の市街地をゆく姿ですね。























自転車に旗を掲出していますが、
このヒトって踏切警手なのかしら…(?_?)




































起点ターミナルの竹林站です。
荷を失った運材台車が虚しい…






















機関車は日本車輛製。
煩方からは格好悪いと酷評が多いようですが、
ボクから見れば充分可愛い❤



































羅東森林鐡路の車両は多くが保存されているようです。
森林鉄道自体を復活させようという案もあるとか…(?_?)























小さな汽車でしたが、受けた印象は大きいものでした。
























一日の仕事を終え、車庫へと帰ってゆきました。

【1978年 3月29日撮影】








森林伐採されていたのは太平山というエリアで、
もともとは水運によって材木を搬出していました。
しかし途中にダムが建設することとなり、資材運搬用の軌道が開通。
ダム竣工後は水運が断たれたため、鉄道輸送に転換が図られました。
ダム資材運搬軌道を買収、更に製糖軌道の一部を転用、
そして不足の部分を新設して羅東森林鐡路が開通したそうです。
日本統治時代の大正10年前後のお話です。









ペンタックスMX








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