臺灣火車攝影的旅行
第四日


撮影日=民国67年 3月28日(火)



Vol,2







最後の現役シェイに別れを告げ、ボクたちを乗せた中興號特快は阿里山站を出発。
一路嘉義へと向けて山を下りてゆきます。
中興號と言えば、往路に乗った気動車タイプの車両ですが、
この日の嘉義行きは、DLが客車を牽引する編成でした。
奮起湖站では停車時間があり、構内にある車庫で28tシェイを撮影!
なんと、26号機が車庫の外に出ていたのです\(^o^)/
これは昨日宴をご一緒させていただいた駅長の劉さんからのプレゼント。
撮影しやすいよう、手配をしてくださったとのことです。
嬉しいですね~♪
車庫の奥には他に2両のシェイが居たようですが、番号などは不明です。
途中でDLが貨車に挟まった貨物列車、原木を載せた運材車、
そして北門站では18tシェイを見ながら進み、嘉義站に到着。
阿里山森林鐡路は予想以上に楽しく、とても印象深いものでした。
現役で活躍するシェイの姿を見ることが出来たし、大満足です(^.^)/~~~
しかしボクたちは、別れの感傷に浸る間もなく
次なる目的へ向けて足を進めるのでした…

































牽引するのはO&Kの新鋭DL。























奮起湖車庫から顔を出した26号機。
外に出たのは久しぶり?





















車庫の奥には2両の28t機が居ました。
拡大してみると、左は28号機でした。
残念ながら右は暗くて判読できず…
























この26号機、現在は嘉義で動態保存されているとか。
いつか再会できれば…























山を登る往路に比べ、どことなく寂しげな雰囲気…
気のせい?
(?_?)






















途中站で交換した貨物列車です。
何故かDLの前後に貨車が連結されています。






































どうやら生活物資を運搬する列車のようでした。
DLが貨車に挟まれているのは謎ですが…






















こちらは砕石など、建築資材を運ぶ列車のようです。
新阿里山站建設の関連でしょうか…?
























当時、既に運材はしていないと聞いていましたが…
これをシェイに牽かせたい~(*^^)v






















北門站です。
多くの車両が見られました。






















このテの客車に乗りたかった…
今もあるのかしら…?





















車窓から休車となった18t機を2両見つけました。
手前は16号機のようです。
北門站を出ると、次は終点の嘉義です。

【1978年 3月28日撮影】







訪問後、阿里山のシェイは一度は引退したものの
すぐさま動態保存されて観光用に運転されるようになりました。
世界的に見ても大変珍しい機関車ですから、
阿里山の新しい名物として末永く愛されることでしょう…
…のはずでしたが、
鉄道自体が存続の危機に立たされてしまったようです。
特に2008年の台風による被災が激しく、
奮起湖~神木間では二箇所に大崩壊地帯があり、
復旧にはルート変更などの対策も必要だとか。
在りし日の阿里山森林鐡路を見れば見る程、
完全復旧と今後の繁栄を願わずにはいられません。









ペンタックスMX








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