臺灣火車攝影的旅行
第三日


撮影日=民国67年 3月27日(月)



Vol,3






出庫したシェイ12号機は、僚友の23号機をチラッと紹介した後、
構内で軽~く貨車の入換作業をこなしていました。
その頃、阿里山火車站には嘉義からの旧い客車の普通列車が到着。
牽引してきたDLは解放され、代わりに12号機が連結されました。
これも入換作業?

列車の周りには下車した人、手荷物を扱う人などで混雑しています。
その様子を見ていると、まるでシェイが牽引して到着した列車のよう…
ホームに横付けされている様子は、往年の雄姿を彷彿とさせます。
やがて12号機は客車を押して後退。
一旦構内から出てゆき、合図とともに力行しながらこちらに向かって来ました。
勿論その場面を撮影出来るよう、きちんとお膳立ても整えてあり…
\(^o^)/

要は到着した車両を側線に移す作業。
通常は牽引して来たDLがそのまま転線して行うところを
わざわざ12号機を使って魅せてくれたショーなのでした。
ただ牽引する姿を見せるだけではなく、
到着したばかりの列車に連結することによってリアルさが増しました。
こいつは心憎い演出です!






























嘉義からの普通列車でしょうか。
到着直後で、列車の周囲は活気を呈しています。























DLに代わり、シェイ12号機が連結。
こうして見ると、まるで蒸機が牽いて来た列車!























阿里山火車站に憩う汽車。
何年か前にタイムスリップしたかのような場面です。






















列車は人々の生活を支えていました。
人も荷物も何もかが列車で行き来していました。























旧き善き時代を彷彿とさせる汽車。

























ホームの雑踏は去ったようです。
























こんな編成で復活運転をしてくれたら最高ですね!

































ハンチングのオジさんの後ろって冷蔵庫?!
様々な物が運ばれているんですね。
12号機はゆっくりと後退してゆきました。
























住処の脇を通り、推進で構内から出てゆきます…





















おー!
来た来た!
シェイ牽引の旅客列車だぁ~
\(^o^)/






















堂々たる姿で、印象に残るシーンでした。

【1978年 3月27日撮影】






蒸気機関車って、後ろに従える車両によって表情が変わります。
日本の保存運転によくある『不似合いな客車』などが悪い例。
変てこな客車を牽かせちゃあ、せっかくの蒸気機関車が台無しです。
12号機の『演出』だって、もしも中興號の客車だったら…
(ー_ー)!!
きっと違和感があったでしょうねぇ~
ところで、この旧型客車って今も残っているのかしら…?








ペンタックスMX








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