臺灣火車攝影的旅行
第三日


撮影日=民国67年 3月27日(月)



Vol,2






たった1両だけ残った現役シェイは12号機。
1911年にアメリカのライマ社で製造された2シリンダーの18t機です。
実は同じ18t機の17号機も稼働状態にあり、12号機と交代で稼働しています。
なので、現役シェイは『最後の2両』と言った方が正しいかも。

我々を乗せた中興號特快は、いよいよ阿里山火車站に到着。
なんと、駅長の劉(りゅう)さんが迎えてくれました。
古さん、H谷川さんと駅長の劉さんとは古くからの知人だとか。
車庫へ案内されると、お目当ての12号機はケムリを上げながら車庫で昼寝中。
やがて車庫から出て来て、点検が始められました。
たった1両の蒸気機関車に10数名の注目が集まり、シャッターの嵐…
そんな中、古さん、劉さん、そして機関士さんたちが何やらヒソヒソ…
???

そして…
12号機が動き始めました。
さあ! これから入換作業に就くのかと思いきや、
ドーム型の車庫に入り込み、奥から28tシェイの23号機を連れて来ました!
これにはメンバー全員拍手喝采\(^o^)/
ボクらのために出してくれたのですね~
ありがたいことです。

しか~し!
シェイ12号機の『見せ場』は、まだまだこれからなのです!































いかにもナローらしいスタイルのDLとモーターカー。
そして現役シェイの生き残り、12号機が居ました!


























いよいよ出庫です。























始業点検に余念がありません。
機関車の状態は良好で、整備が行き届いているようでした。
























今日も無事故で頑張って来いよ~♪
























横のDLが可愛いくて気になる…❤
























シェイならではの機能美。























ピストンからクランクシャフト、ベベルギヤで駆動輪へ伝達。
全軸駆動で登坂力があり、急曲線にも強いのが特徴です。























12号機が休車の23号機をリードしてお目見え!
18t+28t重連の登場にツアーメンバーからは感嘆の声が!






















28t機のプロフィール。
シリンダーが一基多い3気筒です。
























28t機を従え、どことなく得意そうな表情の12号機です。





















発進時は蒸気機関車らしいブラスト音。
しかし加速するにつれ、ギヤの音が大半を占めてきます。
実に不思議なサウンドでした。





















23号機を車庫へ格納すると、12号機はひとりヤードへ。
次なるショーの準備に取り掛かります…?

【1978年 3月27日撮影】





シェイは自分が見てきた蒸気機関車とは全く異なるメカニズムでした。
動く音も独特で、初めのうちは目がテン状態…(@_@)
今みたいにビデオカメラがあったらなぁ~
さぞかし面白い動画が撮れただろうに。
シェイのサウンドは、通常のブラスト音に別の機械的な音が混合した感じ。
発進する時は普通の蒸機と大差ないものの、
加速してゆくと聞き慣れないサウンドとなってゆきます。
あー! やっぱりビデオがあった方が…







ペンタックスMX








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