前日の朝に土山駅に到着し、ロケハンしながら別府港駅まで歩き、
機関区を見学してから午後は土山線の本格撮影に取り掛かりました。
朝は一面の銀世界で、雪景色の混合列車を撮れる!と思いきや、
あれよあれよという間に融けてしまい、ちょっぴり期待外れ(~_~メ)
午後は晴れたり曇ったり、のち霙になるなど不安定なお天気でした。
それでも何とか、まあまあの成果はあげられたかなぁ…
そして締め括りは、土山から別府港まで超時代的な二軸客車ハフ7に乗り、
旧国鉄キハ04のキハ101に乗り換えて野口へ。
つまり「別府鉄道全線乗車」というコトですな~(^^♪
野口駅前のビジネスホテルに投宿。
なんと、14日の天橋立以来の宿泊です。
その後は和田山駅待合室、夜行(座席)で二晩を過ごしました。
今では考えられませんなぁ…(・_・;)
そのせいもあったのか、この日の朝は比較的のんびりしていたようです。
部屋の窓から観た野口駅
この写真を見る限り、近代的なビジネスホテルの立地ではないですよね…(・_・;)
詳しいことは失念しましたが、かな~り浮いた感じでした。
野口駅は国鉄と別府鉄道の接続駅ですが、ホーム一面だけの無人駅。
駅前は未舗装で、そこに忽然と現れる白亜のホテル(笑)
ホテルの外観は撮っていませんが、上の写真でなんとなく雰囲気が伝わるでしょうか?
このホテル、現在は高齢者施設になっているようです。
駅もなくなっちゃったし…
さあ!今日も撮影開始です。 キハ101の待つホームに、高砂線のキハ20が到着しました。 |
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車掌さんが切符を回収していますね。 別府鉄道に乗り換えるお客は居なかったのかな? |
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キハ101車内から、走り去る高砂線の列車を見送りました。 |
今日もハフ7と記念撮影(^_-)-☆ 隣はW君
別府港駅に着いたのは何時頃だったのでしょうか…(?_?)
全く覚えていません。
この写真の影を観察すると、まだ朝って感じですよね。
9:00頃???
野口を8:17に出る列車に乗ったのかな~?
次に土山線の列車が走るのはお昼過ぎ。
それまで何をしていたのか…?
野口線のキハ101を撮ろうって気は無かったのか??
ネガを見ると…
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
がちょ~~~ん!!! 山陽電鉄なんか撮ってる…(・_・;) |
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こんなステンレス車体の電車、全く記憶に無い…(・_・;) | |
おっ! なんか旧そうな電車ですね。 |
う~む…
我ながら理解に苦しむ行動…
別府をちゃんと撮れよ~( `ー´)ノ
さっ、ここからが本番です。
昨日に引き続き、土山線の混合列車を狙いました。
ホント、野口線は完全スルーですね…(*_*;
別府港付近
工場と別府港駅を結ぶ貨物線です。
DC302がロッドを忙しく動かし、貨車を牽いて来ました。
この貨車を組成し、土山行の列車となります。
さあ! 土山線の撮影にゆきましょう!
その前に…
このイラストマップは、月刊レールガイ1978年 8月号に掲載されました。
ボクが適当に書いたモノを提出、それを元に編集長だった故長谷川章さんが描いたのがこのマップです。
10数年ぶり?に冊子を開いたのですが、長谷川さんらしい仕上がりになっています。
これを見ると、土山線の鳥居付近にパン屋さんがあったようですね。
何か、とっても良い印象があったのでしょう。
しかし、全く記憶にありません(笑)
旅先では色々なことがあります。
何年経っても忘れないこともあるでしょうが、大半は記憶から消えているはず。
それらを緻密にメモしておけば、こういう時に話が膨らむんですけれど…
この場所で土山行を撮りたくて、また来ました。 | |
午後一番の混合列車はDD1351の牽引。 | |
この長さだと小型DLじゃキツいかも知れません… | |
DLがデカ過ぎ、貨車多過ぎでハフが目立ちません…(>_<) |
でも、これが別府混合の魅力かもしれませんね
別府鉄道土山線は、至って平凡な風景の中を走っていました。
それは野口線も同様だったと思います。
従って、撮影ポイントも限られていました。
一番人気の場所って、やっぱり鉄橋でしょうか?
当時の詳しいことは失念しましたが、ボクはこの鳥居付近が好きだったようです。
数少ない「走り」の写真の中で、この界隈が一番多いですから。
午後一番の折り返し、別府港行も少し移動した処で撮影しました。
参道と松
工業地帯へ向かってゆきました。 | |
別府鉄道の親会社、多木化学のタンク車が入っています。 | |
こういう凸凹な編成、いいですね! |
この一往復はまあまあの結果でした。
が、この後が不可解です。
(?_?)
午後二番の土山行
ご覧の通り後追いですが、何故か先頭を狙った写真が見当たりません。
35mmでも後追いしか残っていない…(*_*;
何故かしら?
「前」を撮らない訳が無いよなぁ…
そして、折り返しの別府港行は昨日のリベンジ!
(^_-)-☆
狙い通り!
…と言いたいところですが、カミングアウトしましょう。
実は、列車が来た時には、またもや陽が陰ってしまったのです。
このように川面は光っていませんでした。
列車が去り、再び陽が射してきた時に撮ったものとの合成です。
写真の加工は基本的に好きではないのですが、やっちゃいました(^^;
昔は紙焼きの段階で合成していました。
プリントだと、シャドウがほぼ完全につぶれていたので誤魔化し易かったです。
そんなイカサマ作品を月刊レールガイ1978年 8月号に掲載してしまいました。
前述のイラストマップが載っている号です。
ごめんなさい<m(__)m>
30数年を経ての告白でした(苦笑)
(勿論スタッフは承知済でしたよ・笑)
ちなみに今回はフォトショップで造ったのですが、
アナログ人間のボクにとっては、プリントの方が簡単だったような気がします。
こちらは正真正銘の「その時」の写真です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
(^^♪
かなりアンダーで、プリントにはキツかった原板です。
文明の利器で蘇った、というところでしょうか…
土山行最終
なんと、これも後追いだけなのです…
(-_-;)
どうも理解できません。
ひょっとすると、もう1本のネガがあるのかも知れません。
そう言えばカラー写真がありません。
撮ったような気もするのですが…
やはり「もう1本のネガ」があるのかな?
この後の行動ですが、全く記憶がないのに加え、
頼みの綱であるスタンプノートにも記されていません。
これが最後の写真…?
日没の頃でしょうか、野口駅で撮影しています。
別府鉄道のキハ101と、国鉄高砂線の気動車が同時発車?
ここでまた分からないことがあります。
かつての時刻表を参照すると、このシーンは野口発17:19と18:24のどちらかだと思われます。
高砂線もこれに接続する列車がありましたので、間違いなさそうなのですが…
写真を見る限り、17:19なら暗すぎる、18:24なら明る過ぎるような気がします。
日の入り時刻を調べると、神戸で17:44とのこと。
日没30分前ではないでしょうね、なので18:24なのかな???
前日、別府港から乗ったキハが、折り返し18:24になるのですが、写真を見ると真っ暗だよなぁ…
日没後、薄明るさが僅かに残った空、60秒くらい写し込むとこんな感じになるのかしら。
ネガ、それブローニーなんて何年も使っていないので、感覚忘れちまいました(泣)
恐らくこの後に移動したのでしょうが、まるっきり覚えていないのです。
W君にも尋ねてみたものの、彼の失念病はボクより重度で(笑)手掛かりなし。
別府鉄道の次には翌日に行った近鉄内部線が写っています。
何処まで移動したのか、何処で泊まったのか、全くの謎です。
2月19日の近鉄内部線につづく~(@^^)/~~~
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