加悦鉄道





撮影日=昭和53年 2月 15日(水)




Vol.1












降雪に悩まされた一日…  丹後山田駅









たった一度っきりの加悦鉄道現役時代訪問。
同行者は中学時代からの鉄友同級生、W君でした。
ただ、この旅では途中で別行動をしたり、別の友人と合流したり、かな~り複雑。
いつものように記憶が薄れ、断片的にしか旅の内容を覚えていません。
手掛かりとしてはスタンプノートとネガのコマを追うことくらい…
こんなことなら、しっかりとメモをとっておけばよかったなぁ~(-_-メ)

2月12日の347Mで東京を発ち(たぶん)、13日午前中に京都到着。
終日市電を撮影し、夜行普通827レに乗って14日深夜の和田山で下車しました。
早朝にDD54を撮影し、八鹿からバスに乗って明延に行き、明延鉱山軌道を撮影。
その後八鹿⇒豊岡⇒宮津⇒天橋立と移動し、民宿に泊まったようなのですが…(゜o゜)
このあたり、全く記憶がありません(T_T)/~~~
W君に天橋立の民宿について尋ねてみましたが、予想通り(?)全然覚えていないとのこと。
『へ? 天橋立? 泊まったの?』
なんて言っていました(笑)


翌15日、スタンプノートによると件の民宿では寝坊をしたようで、
な~んと9:00に宿を出て、9:23発の329Dに乗ったと記されています。
夜行連発がしんどかったのかな?

そして丹後山田へ行き、加悦鉄道のキハ08に乗って加悦へと向かいました。
車窓からロケハンを…と思ったのですが、
悪いことにしんしんと雪が降り続け、周辺がよく眺められません。
結局、訳のわからぬまま終点加悦駅に到着。
構内に居る貴重な車両たちを見学するため、入場券を購入して立ち入るものの
あたりは雪だらけで、撮影もままなりませんでした。

加悦からは徒歩で移動しながらキハ08を撮影するつもりでしたが、
降り続ける雪に負け、また撮影好適地を見つけることも出来ず、
誠に不本意ながらリタイヤしてしまいました。
よって加悦鉄道でのマトモな写真は、一枚とてありません(ーー゛)
そう何度も行ける場所ではないので、きちんと撮りたいという気持ちはあったのですが、
結果的にはチャンスを無にしてしまったようです。

ですから、加悦鉄道の思い出は『不完全燃焼』でしかありません。
本当に残念な一日でした。

ヘボな写真の割に枚数はそこそこあるので、二分割して掲載いたします。
















天橋立駅? それとも丹後山田駅でしょうか?
手前が乗った329Dだと思いますが…
この車両に会いたかった!
客車にエンジンを載せて改造された気動車、キハ08です。
駅員さんがタブレットを持ってきました。
間もなく発車のようです。
キハ08のデッキに置かれた小荷物。
お客だけではなく、荷物も運んでいました。











丹後山田から加悦までは約17分。
途中5箇所の駅がありましたが、どれも小さく交換設備は無かったような…
ホント、記憶がありません。
それでも多分、車窓からロケハンして撮影場所を探索していたはずです。












たくさんのお宝車両たち…




加悦駅に到着すると、そこには博物館と見紛う光景が広がっていました。
個性あふれる車両たちですが、きちんと撮影していないのが悔しいです。
















軒先の雪。
ホームには古典客車が停まっていました。
閑散とした駅前。
立派な駅舎だったはずですが、撮影していないという失態…
入場券を購入し、構内へと入りました。
よく降りますなぁ…











確か記念入場券の他に硬券を何枚か購入した覚えがありますが、
切符コレクションは10数年前に手放してしまったため手元にはありません。
今思えば、資料として残しておけば良かったかも知れません。









唯一の資料がスタンプノートです。
旅の記録も、このメモしか残っていません。





















転車台…




次の運行まで時間が空くのか、キハ08が車庫に戻っています。
お昼休みでしょうか?












このあたりの雰囲気をもっと撮影しておけば良かったのですが…
加悦SL広場
明治7年、英国ロバート・スチーブンソン社製の2号機。
こんな宝物が雨ざらしとは…
この辺から撮影意欲が減退し、完全に遊びモードになっています。
記念写真オンパレード!(笑)
大正11年、川崎重工製の4号機です。
もと河東鉄道(現・長野電鉄)で、国鉄1250と同型。
大正12年、日本車輛製の1261号機。
ニッケル鉱石の輸送に活躍したそうです。
(゜o゜)何やってんだか…
なんちゃって機関士さん(苦笑)
北海道タイプのシゴハチ、C58 390です。
現役時代に何処かで撮った覚えがあります…
加悦鉄道に最も似合わない(笑)シゴナナ。
本社屋?にあった看板。
















キハ51




キハ08もいいけれど、こいつも走って欲しかった…
荷台の付いたいわゆるバケットカー。
ローカル私鉄らしい、好もしい形の気動車です。
元はキハユニ51で、窓配列に面影が見られます。

















(^O^)/




キハ51の後ろにはDB201が居ました。
昭和28年、森製作所製。
軽便を彷彿とさせるスタイルはツボです。

















可愛い~❤




小さな客車と貨車を連ねてくれたら似合うでしょうね。
現役時代を見てみたかったなぁ~
















(?_?)




これは…(・・?
貨車の社紋でしょうか、記憶がありません…
















(・_・;)




もう少し真面目に撮影すれば良かったと後悔しています。
全ての車両をちゃんと撮らなきゃねぇ…


















ペンタックスMX




ペンタックスSP-F




マミヤC330 プロフェッショナルf














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