トロ鉄と化したボクでしたが、情報が些少だったこともあり、
思うようにナロー軌道の探索は出来ていませんでした。
ならば『分かる処から攻めよう!』ということで、
かつて一世を風靡した?一円電車への訪問を決意。
京都市電~播但線のDD54~明延~加悦鉄道~別府鉄道~近鉄内部線
という撮影旅をしたのが昭和53年の2月でした。
ナローが二箇所しか入っていない点が、トロ鉄ビギナーらしい?(笑)
困ったことに、この旅の内容を殆ど記憶していません…
同行した鉄友のW君に電話で尋ねてみましたが、彼もハッキリとは覚えていないそうです。
前日、京都市電を夜景まで撮影し、和田山駅へ移動。
DD54の夜景を撮影後、夜が明けて明延へと行っているようです。
明延までは全但バスを利用したと思うのですが、何処の駅から乗ったのかが…(*_*)
ちょっと調べてみると、山陰本線の八鹿駅から明延へのバス路線が現在もあります。
でも、八鹿駅なんて行った記憶がないしなぁ…※
(?_?)
で、とにかく明延鉱業所に到着しました(笑)
恐らく事務所へ赴き、立入許可をもらっているはずです。
初日は明延鉱業所構内とその周辺を軽~く撮っていますので、
ネガのコマ順を忠実に追って掲載いたしましょう。
※追記
当時のメモなどから、明延に向かったのは八鹿駅発着のバスだったことが判明しました。
やって来ました♪ 明延鉱業所(*^^)v 町から鉱業所へ向かう道? それとも鉱業所の中? 大仙橋とありますが… |
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はて…? 762mmの軌道、架線もありますが、 本線ではないはず… 坑口の上には安全祈願の社? 何処??? |
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508mmゲージのBLを発見! 動いていませんでしたが、現役です。 762mmと三線になっていますね… |
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運転台の椅子が可愛い… 小さなメーカーズプレートもありますね。 日本輸送機製です。 |
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続いて508mmのTLを発見\(^o^)/ こちらは動いている様子はなかったかと… |
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こんな場面、撮ったことすら覚えていません。 建物には「鑛車修理場」と記されています。 渋い… もっと撮影すれば良かった…(*_*) |
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さて、いよいよ明神電車の本線です。 鉱石列車の明延側に連結された2号TL。 遠隔総括制御のアンテナが物々しい… 次位は無線制御機器車両です。 |
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2号TLはこの後大改造されます。 キャブが拡大され、数名が添乗可能となったはず… |
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屋根の下では人車列車が整備中。 |
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明延鉱業所の建物と、TLたちの車庫。 |
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鉱山軌道と言うよりも軽便の風情が… |
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人車列車の編成は、 15号TL+くろがね+わかば+荷物車+13号TL だったと思います…(?_?) |
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ん? これも全然覚えていません。 明延にナベトロがあったとは… (゜o゜) |
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三菱のプレートが血統の良さを感じさせますね~ 人車牽引のTLは原型を保っていたようです。 |
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出た! 明延のアイドル『白金号』が登場しました\(^o^)/ なんともユニークな電動客車。 |
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金太郎掛けは判るけれど、 そのヒゲって…(?_?) モーターカーと同様の用途で活躍し、 巡回、視察等があると走っていたようです。 |
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暫く停車していた後、神子畑へ向けて走り去りました… |
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人車は停車位置が変わり、整備が続いているようです。 |
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13号TLのパンタグラフを何かしていますが… 感電スレスレ~(゜o゜) |
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この時は『乗れない…』と思い込んでいましたが(*_*) | |
シロガネーゼ?とボクのツーショット\(^o^)/ 後にも先にも白銀号を間近で撮ったのはこの時限り… もっともっと撮影しておけばよかったのに~ 悔し~(T_T)/~~~ |
【1978年 2月14日撮影】
明延鉱業所には762mmに交じり、508mmゲージの軌道もありました。
もともと明神電車は508mmゲージだったそうです。
訪問当時の508mm軌道は抗木運搬などが主な役目だったようです。
BLの他に小型のTLも見かけました。
後で知ったことですが、508mmのTLがズリ捨て列車の牽引をしていたとか…
(゜o゜)
当時はそんなコトを全く知らず、もっぱら明神電車ばかりを撮っていました。
鉱業所の人たちに色々と聞けば良かったかも…
35年越しの後悔(T_T)/~~~
ペンタックスMX
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