荒川線は7000形と7500形ばかりという印象でしたが、
前回訪れた際、思った以上に6000形が活躍していたことに刺激されました。
都電らしい顔をした6000形は懐かしくもあり、撮影対象としては申し分ありません。
当時の荒川線では、昭和53年春の全面ワンマン化に向けての準備が行われていました。
7000形は車体更新、7500形は現行の車体を改造といった具合です。
この間、恐らく車両か不足したのでしょう。
いつもは朝夕しか出番のなかった6000形が、日中も運行されることが当たり前となっていました。
予備車的存在だった6000形が駆り出されたという訳です。
王子駅前から撮影スタートです。 最新型の7000更新車と、旧い6000形が並びました。 |
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旧き善き時代の都電を味わいながら移動です。 | |
荒川車庫前で降りました。 王子駅前から乗ってきた6211が発車します。 |
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車庫は閑散としていました。 朝のラッシュ輸送で出払っているようです。 |
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6189が車庫を出発してゆきます。 |
出庫して行った6189と帰庫する6213です。
6063と7072の続行が車庫に入ります。 | |
少年鉄が撮影していますね。 | |
何両か帰庫して車庫が賑やかになりました。 | |
本線では引き続き6000形が走り回っています。 |
荒川車庫で暫し撮影の後、宮ノ前に移動しました。
小台から宮ノ前、熊野前にかけてはいい雰囲気の路面を走ります。
専用軌道の多い荒川線では、貴重な「都電らしい」場所のひとつです。
尾久八幡神社前を進む続行です。 | |
停留所は安全地帯というより完全なプラットホームでした。 | |
なんだ?この写真…(・_・;) | |
幼女誘拐? 児童虐待? 泣いている女児を引きずるおじさん(+o+) |
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小さな商店街。 |
社に見守られて走り続ける都電
車掌さんの鳴らすベルの音が「チンチン電車」の由来です。 | |
町屋駅前電停は商店街の中にありました。 | |
生活と共に都電がありました。 | |
ガードは京成電鉄です。 |
町屋では、京成電車と地下鉄千代田線と接続していました。
下町らしい風情が残されていましたが、その様子をきちんと撮れていないのが悔やまれます。
アーケード商店街と6000形。
線路際は子供たちの遊び場でした。 | |
都電の風でよく乾くかな? |
下町のジャンクション
【1977年 11月23日撮影】
電車を意識するあまり、周囲の風情を撮り込めていませんねぇ…
改めてみると、後悔の残る写真オンパレードといった感じです。
当時の自分はそれなりに努力はしていたのでしょうが、
まったくもって稚拙な結果となってしまいました。
【使用機材】
ペンタックスMX
ペンタックスSP-F
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