銚子電気鉄道

撮影日=昭和52年 9月14日(水)






この頃の銚子電鉄で、唯一のパンタグラフ装着車がデハ501でした。
昭和47年に上田交通から転入して来た小型電車です。
当時の銚子電鉄にとっては新鋭車両、さぞかし活躍していたのかと思いきや…
実は然程でもなく、決して主力の存在ではありませんでした。
何度か訪れた印象では、301>201≧501 ってな感じです。
新しい車両が入れば一番に使われ、旧型車は淘汰されるというのが常ですが、
どうやら銚子では事情が異なるようで、デハ301とデハ201が重宝していたようです。

この日も終日201と301が運用されていました。
銚子、仲ノ町、観音、笠上黒生、君ヶ浜、外川の各所で撮影し、
自分なりに新しい視点を探し出せた、有意義な一日でした。










① 最新鋭の特急電車と偽スチールの古豪電車。  銚子駅
















② 人待ち顔のデハ201。  銚子駅
















③ 走り出すと車体全体が激しく軋みます…。  デハ201車内
















④ 漁業で栄えた町、人々の生活に荷担した電車。  観音~本銚子間
















⑤ 通い慣れた道…  仲ノ町~観音間
















⑥ 本社社屋と兼用の駅舎。  仲ノ町駅
















⑦ 乗り場は何故か一段高いコンクリートステップ。  仲ノ町駅
















⑧ 松林を抜けて潮騒の路へ。  本銚子~笠上黒生間
















⑨ 海岸へと通じる無人駅。  君ヶ浜駅















⑩ 海・灯台・松林・鳥・電車…♪  君ヶ浜~犬吠間
















⑪ ガラガラの望洋電車。  犬吠~外川間
















⑫ 昼下がりの終着駅。  外川駅
















⑬ タイムスリップしたかのような施設。  外川駅
















⑭ 間もなく発車ですよ…。  外川駅
















⑮ 駅員さんに見送られ、出発してゆきました。  外川駅
















⑯ 古参電車同士の交換。  デハ301車内
















⑰ 観音駅前通りを横切るデハ301。  観音~本銚子間















⑱ この編成で本線を走ってもらいたかった…  仲ノ町駅
















⑲ 大正11年、ドイツ生まれ。  仲ノ町駅
















⑳ 旧き善き時代を支えた車両たち。  仲ノ町駅






【1977年 9月14日撮影】






①~⑯

ペンタックスMX


⑰~⑳

ペンタックスSP-F









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