この頃の銚子電鉄で、唯一のパンタグラフ装着車がデハ501でした。
昭和47年に上田交通から転入して来た小型電車です。
当時の銚子電鉄にとっては新鋭車両、さぞかし活躍していたのかと思いきや…
実は然程でもなく、決して主力の存在ではありませんでした。
何度か訪れた印象では、301>201≧501 ってな感じです。
新しい車両が入れば一番に使われ、旧型車は淘汰されるというのが常ですが、
どうやら銚子では事情が異なるようで、デハ301とデハ201が重宝していたようです。
この日も終日201と301が運用されていました。
銚子、仲ノ町、観音、笠上黒生、君ヶ浜、外川の各所で撮影し、
自分なりに新しい視点を探し出せた、有意義な一日でした。
① 最新鋭の特急電車と偽スチールの古豪電車。 銚子駅
② 人待ち顔のデハ201。 銚子駅
③ 走り出すと車体全体が激しく軋みます…。 デハ201車内
④ 漁業で栄えた町、人々の生活に荷担した電車。 観音~本銚子間
⑤ 通い慣れた道… 仲ノ町~観音間
⑥ 本社社屋と兼用の駅舎。 仲ノ町駅
⑦ 乗り場は何故か一段高いコンクリートステップ。 仲ノ町駅
⑧ 松林を抜けて潮騒の路へ。 本銚子~笠上黒生間
⑨ 海岸へと通じる無人駅。 君ヶ浜駅
⑩ 海・灯台・松林・鳥・電車…♪ 君ヶ浜~犬吠間
⑪ ガラガラの望洋電車。 犬吠~外川間
⑫ 昼下がりの終着駅。 外川駅
⑬ タイムスリップしたかのような施設。 外川駅
⑭ 間もなく発車ですよ…。 外川駅
⑮ 駅員さんに見送られ、出発してゆきました。 外川駅
⑯ 古参電車同士の交換。 デハ301車内
⑰ 観音駅前通りを横切るデハ301。 観音~本銚子間
⑱ この編成で本線を走ってもらいたかった… 仲ノ町駅
⑲ 大正11年、ドイツ生まれ。 仲ノ町駅
⑳ 旧き善き時代を支えた車両たち。 仲ノ町駅
【1977年 9月14日撮影】
①~⑯
ペンタックスMX
⑰~⑳
ペンタックスSP-F
トップに戻る
私鉄&専用線目次に戻る
銚子電鉄トップに戻る
次のページへ