京都市電



昭和48年 3月 25日(日) 撮影






京都市電を初めて見たのは、恐らく小学6年生の4月…。
京都駅から梅小路機関区へ向かう途中、見ているはずですが全く覚えていません。
現在のところ、写真として残っている最も古い記録がこの日です。
当時、ボクは中学一年から二年になる春休み。
東京から143Mのグリーン車に乗って出発、乗り継いで大阪に行き、友人宅に滞在。
そして前年に開館したばかりの梅小路蒸気機関車館を訪れるため、京都に来ました。
梅小路を訪れたのは昭和46年9月以来、約1年半ぶりです。
梅小路では殆どの蒸気機関車に火が入っており、
デモ走行したのはD51 200とC62 2、そしてD50 140でした。
近年の梅小路と比較すると、なんとも豪華な面々!
その様子は、また別項にて。

梅小路からの帰り、京都市電の姿を三枚だけ撮影しました。
京都駅前だと思いますが、詳細が判りません。
ネガのコマを追うと、京都市電の次に写っているのは山陽本線でした。
大竹付近の80系と153系『山陽』、そしてキハ82系『かもめ』。
確か法事が父方の親戚宅であり、広島に立ち寄っていたのです。
僅かに残った記録によると、姫路0:54発の『つくし2号』で岩国に3月27日の6:01着。
28日の広島23:50発『雲仙2号』に乗って翌朝5:00博多到着、その足で筑豊本線の撮影に向かっています。
この旅で撮影した蒸機の写真は悲惨なものですが、いずれ修正しまくってご紹介しようと思っています。


さて、京都市電です。
撮影日が古いというだけで、特段珍しいものは写っていませんでした。
残念…












地下鉄建設の看板が掲示された京都駅前



資料によると、4系統は京都駅から七条烏丸、烏丸今出川、烏丸車庫、千本北大路、
白梅町、西大路四条、西大路七条、七条烏丸を通って京都駅前に戻るというルートでした。


















後方に関電のビルが見えますが…





ストリートビューで観察すると、この関電ビルは健在のようです。
激変した京都駅前の風景の中で、稀な存在ではないでしょうか?


















烏丸通から京都駅前に進入する1810



この5系統について調べてみると、以前は河原町通を通っていたのが
いつからか烏丸通経由に変更されたとか…
詳しい内容については分かりませんでしたが…







この日、京都市電の写真はたった3枚しか撮りませんでした。
梅小路の蒸気機関車たちは大半が火を落としましたが今なお健在。
一方の京都市電は跡形もありません。
先見の明があれば、市電をもっと撮影したのでしょうが…(-_-メ)








レオタックスf











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