昭和46年 9月 5日(日)
奈良運転所
吹田、梅小路から蒸気機関車が廃止され、
いよいよプチ遠出しなければ奈良なくなってきました。
そこで奈良へと足を延ばすことに(笑)
奈良までの道のりは東海道緩行線で京都へ行き、奈良線に乗り換えます。
当時の奈良線は未だ非電化。
旅客列車は無煙化されていて、気動車が活躍していました。
僕は気動車に乗るのが初めてで、京都駅で既にテンションMax(^O^)/
そんな状況下で列車を待っていると、いきなりC58の貨物列車がっ!
アッという間に通過し、梅小路の方へ行ってしまいましたが…
他にも刺激的なことがあった道中でした。
途中駅ではC58牽引のオールグリーン臨時列車と交換。
何故か途中下車した新田駅ではC58の貨物列車と遭遇?
木津駅では片町線のC11を一瞥。
この頃は蒸機密度がまだまだ濃かったのでしょうね…
奈良駅に到着すると、直ぐにC58牽引の荷物列車が出発。
機関区は活気があり、多くの蒸気機関車がたむろしていました。
当時の奈良運転所では関西本線、奈良線、桜井線、片町線を担当し、
D51をはじめC58、C11、C12を保有していました。
そして機関庫の隅っこにはC59の姿も…(゜-゜)
これが梅小路で展示される機関車だと知ったのは後になってからでした。
当時の記憶をたどれば、テンダーのプレート部分にはC59 192と書かれていたような…
梅小路に行ったのは164号機、ひょっとしてテンダーだけは162号機のを流用したのかも。
このC59を…マトモに撮っていないのです。
唖々~情けない(T_T)/~~~
他にも、もっとちゃんと撮影しておけばよかったのに…という後悔ばかりです。
終焉期にあった吹田や梅小路とは異なり、
奈良はバリバリの蒸機王国の様相を呈していました。
そんな時代に、僅かでも触れることが出来て良かった…
と、自分に言い聞かせています(笑)
当時の奈良運転所平面図(某サイトより転載)
京都駅奈良線ホームから見たC58貨物列車。 慌てて撮ったので…超ヘタクソ((+_+)) 残念ながらナンバーは読み取れません… |
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アッという間に通過してゆきました。 現在、ここからの眺めはどんな感じかな…? |
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C58 120(奈)牽引の臨時列車です。 なんと、オールグリーン車! 天理臨か何かの団体? 列車の素性、撮影した駅も不明です。 左端に乗っていた気動車が僅かに写っています。 |
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新田駅に進入するC58 329牽引の貨物列車。 何でこの駅で降りたのか、全く記憶がありません。 改札口から撮ったのか、中途半端な感じ。 タブレットを渡す良いシーンなのですが… |
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どうせ撮るなら反対側ホームで!(笑) これまた中途半端((+_+)) |
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ぼやぼやしている間に発車しちゃいました。 素早く前に行き、出発シーンを撮らなきゃ… 後悔だらけです… |
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C58 190(奈)が牽く荷物列車。 煙が欠けているのが残念です…(・_・;) 僅か4両、何処行きの列車なのか? |
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石炭てんこ盛り! |
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駅に隣接する機関区へ向かいます。 吹田で撮ったD51 906に再会\(^o^)/ 竜華から奈良に転属していたんですね。 奥に扇形機関庫が見えます。 |
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906の後ろに付いていたD51 934(奈)。 ここは本線への待機場所のようです。 |
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D51 403、882、1013、いずれも(奈)。 10番の柱には『安全の鐘』が備えられています。 |
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初めて見たC12です。 機関庫の横に停まったまま動きませんでした。 火は入っていたのですが。 |
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このC12 226(奈)は入換機。 後部の警戒色が物々しい… |
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C58 66(奈)。 奈良のC58で唯一の二桁番号でした。 |
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戦時形のC11 315(奈)です。 デフに特徴がありますね。 |
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本線から戻ってきたD51 895(奈)です。 すぐ向こうは奈良駅ホーム。 |
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転線して給炭塔付近前に停車。 煙室掃除などが行われます… |
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転車台で方向転換します。 右奥にC59の顔が… |
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肩を並べた僚友同士。 C58 352(奈)とD51 1054(奈)です。 シゴハチってこんなに小さかったっけ? 改めて大きさ比較をしてみた意外な発見! |
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帰り際、奈良駅ホームから見た三重連。 D51 906+D51 934+D51 895です。 |
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跨線橋からの撮影でしょうか…? 先程の三重連と、後方に機関庫と給水塔。。 手前は客車か気動車か…??? |