昭和43年10月頃
東海道本線・吹田操車場



昭和42年2月、それまで東京都杉並区に住んでいた僕は、突如大阪へと引っ越しました。
新たな住まいは大阪府高槻市、自宅の周辺にはまだまだ多くの自然が残っており、
都会育ちにとっては楽しいことだらけで、毎日毎日遊びまくっていた思い出があります。

ふとしたことから玩具カメラを手にするようになり、写真の面白さに目覚めたのもこの頃。
そんな僕に親父は中古のフジペットを与えてくれました。
フジペットはブローニーフィルムを使う大型のカメラで、何と言っても使いづらかった…
それでも色々なものを撮影しては喜んでいましたが…


親父の会社の運動会で大阪城公園へ行った時のことです。
運動会では子供競技に出て賞品をたくさんもらった僕。
ゴキゲンで帰りの電車に乗り、進行方向左側の車窓を眺めていました。
そこへ姿を現した蒸気機関車\(^o^)/
持っていたフジペットで撮影したのが、以下の写真です。
未だ鉄チャンに目覚める前、初めて撮った蒸気機関車の姿でした。
























走る電車の窓から撮ったD51です。
デフレクターが外された、
吹田操車場の入換専用機ですね。
















岸辺駅に停車中に撮影した模様です。
上の写真とは別のD51ですね。
こちらもデフ無しです。




















住まいのあった摂津富田に到着です。
当時の東海道緩行線は72系でした。











偶然撮影したこれらの写真。
『貴重なシーンだった…』
と、理解するのは数年後のことです。









フジペット







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